松原神社 | 小田原 | 例大祭

とあるきっかけから故郷に帰省する事になったハナであった。十年の時を経て久しぶりに親友と再会する事になるが・・・
地元の松原神社例大祭を通して関わる三日間は、あまりにもつかの間に過ぎてゆく。
小田原を舞台に繰り広げられる再会は、あたかも祭典真っ最中のゴールデンウィーク。そして、二人に待ち受ける祭典フィナーレの結末とは。

小田原の平井書店さんで取り扱っていただける事になりました。
そちらからも是非お求め下さい。

　2018年11月、とある一通の電子メールから全てが始まりました。そのメールには神社に関する質問が書かれていて、当ホームページをご覧になられた方から、詳しい神社の祭典について知りたいと問い合わせがあったのです。
もちろん初めは電子メールで質問の回答をさせていただいておりましたが、記載してゆくうちに、どうせなら私が知っている松原神社例大祭の全てを書物として残せたら良いのではと思い、少し文章をまとめ始めてみました。
暫くまとまった文章を自分で読み返してみると、正直これほどつまらない書物は他には無いと思ったのです。長文の文章を読むという行為は、読者によほどの好奇心を与えられなければ完読は難しい事実は、私自身数々の書物を拝読していて充分わかっている事でした。
どれほど素晴らしい内容で文章に残せても誰も読んでもらえない物であるなら、その書物は全く意味が無いという事に気づいた私は、コンセプトを最初から立て直し読者の好奇心をそそる部分をフィクション化して物語を形成しました。
　この小説に記載された登場人物以外の背景や出来事は全てノンフィクションです。途中ハナが見る夢の中の話も、筆者が実際に本当に見た夢であり、筆者の英語版ブログの2018年2月4日に見た夢の内容が記載されています。また、筆者は水泳のコーチも務める程の水泳好きで、真夏の御幸ヶ浜では大時化の海に入っても何ともない程、泳力には自信があります。作中に出てくるハナは誰も入らない御幸ヶ浜の海で昔良く泳いだという部分も実際の事柄です。
　松原神社の例大祭をご存知である方のみならず、まったくご存知無い方にも是非この小説を読んでいただき、小田原の祭りがこの様に独特なものであるという事を知っていただければ幸いです。

In November 2018, my mail box of G-mail account has got a some of questions e mail. Then I was asked about Matsubara shrine festival via my making shrine's web site.
He started to ask me, "Can I ask you some of questions about Matsubara shrine festival?" And he continues like this.
"I'd like to know, where does the course select the shrine's portable shrine during festival three days? And I didn't find all 28 region's festival offices completely when I searched."
Then I have a decision to write a memorandum of the festival scene with I soon answered him. After this I wrote a memorandum of the festival. But I found that it's too uninteresting unfortunately thereupon I soon changed my concept and I decided to write a novel. By this, I must assemble fiction story for interesting.
At first, I wrote a festival's way of thinking and a festival method the first half of the story because it needs to understand our festival before entering the main story.
From story middle, a hero of "Hana" enters the stage with her friend of "Yuko". They will be affected each other through the festival.
I can't help wishing all readers to know our special festival in Odawara city, Kanagawa prefecture.